スプール軸と摺動子

スプール軸は、文字通りスプールを支えている部品である

あまり話題にされることの無い部品であるが、縁の下の力持ち的部品

大物とのファイト中は、大きなネジレが加わり受けるのは摺動子

摺動子から上のスプールを含めた部分が、ハンドルの回転で往復運動しています

厳密な見方をするとスプール軸は、回転するピニオンギアの中を往復運動している
(人間の体に例えるとスプール軸は、背骨の様な物なのです)


寸法を追っていくと脱超密巻モデル~X-SHIPまでの最新の汎用シマノスピニングリールは、05バイオマスターの発展形である
(想像であるが、07ステラと05バイオマスターは同時期に同じコンセプトからスタートして、05バイオマスターが先に発売)

つまり最初に超密巻システムから決別したモデル
(超密巻きシステムである05ツインパワーが同時に発売になるなどシマノにも迷いがあったのか・・・)

以後、超密巻きシステムは少数に・・・

私も知らない間に(笑)高級ラインのPEラインの低価格化で主流がこちらに移り、
誰にでもこのPEラインが扱える様にするのには超密巻きは合っていなかったのだろう
(この時期にサミング等のテクニックを習得した人たちには現在のシステムはかなり使い易いそうである)
ラインの特性を考慮しなければスプールの前後動によるトルク変動の少ない密巻きは良いシステムの様に見えます・・・



さて・・・結果論なんだなぁ・・・
展開図を眺めているとなんとなく

05バイオマスターが、あまりにも(斬新で)ステラに近づき過ぎたので
変な06バイオマスターを出してしまったのか、などと
まわり道しているけど正当軽量化モデルとすれば09レアニウムなんだろう
08バイオマスター、07ナスキーの後なんて何なの?

05バイオマスター摺動子、05バイオマスターから09レアニウムまで共通

08バイオマスター摺動子、08バイオマスターからX-SHIPにならないモデルに共通

(07ステラと08ツインパワーが摺動子共通)

05、08バイオマスター摺動子の違いが、厚みだけでスプール軸穴が共通

08バイオマスタースプール軸と10エクスセンススプール軸の違いは、セットスクリュー孔のみ(多分)

以前のスプール軸の寸法測定 http://kazulab.hamazo.tv/e2180789.html
(後から何機種か追加されました?)

ルールが分かれば良いのです(笑)

基本、スプール軸とスプールノブはセット



このルールを基準に互換性を考えて純正部品でのバージョンアップ等(しています)
改造は、何でもアリ!なのですが(笑)シマノさんも最近は何でもありなラインナップ(笑)
何々用と拘らなければ自分のスタイルに合ったリールが選べるようです



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