土曜日の話
船着場の木陰で寝ていたら、熱中症で倒れているのかと勘違いされたのか、近所のおばさんに話しかけられました。
知り合いに瀬渡しを頼まれていたので、釣りのメンバーとは、9時前に別れて独りだったせいかもしれません。10時の待ち合わせで揃ったのは、11時過ぎていました。始めは、その人たちに分ける予定が、なかなか来ないのと急激な暑さで少しずつ釣ってきたサバの鮮度が心配になってきたところでした。
初対面だったのですが、海のすぐそばに住んでいても家族が釣りに行かないと言うことからサバをプレゼントしました。おばさんも突然で驚かれたようでした。大きいのを3本出して渡しました。(遅れてきた人たちの取り分が減るのは、しょうがないですネ!)
大喜びでもって帰り、換わりに持ってきてくれたのがこれです(笑)
自家製と言うことでかなりしっかりと編みこまれたカゴです。
大事に使わせてもらおうと思います。
自分が食べる為に釣ってきた魚と魚屋さんの魚の一番の違いは、鮮度もさることながら、〆方の違いです。
釣り人それぞれに流儀がありますが、目的は血抜きをして魚臭さを防止することです。刺身で食べる魚は、市販のものでも血抜きがされているものもありますが、煮たり焼いたりする用途のは、そこまで手がかけられていません。記主は、エラを切りカンコウの水を循環させて血抜きします。上手くいくと内臓も身も白く
、形が崩れません。血の中にたんぱく質を分解する酵素があるそうです、マダカの身に髪の毛のような筋が入るのは残念ですね!カワハギの肝は純白できれいです
また美味しい魚を食べたいです